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2010年1月30日土曜日

『サマーウォーズ』

『サマーウォーズ』


監督:細田守
声の出演:神木隆之介、桜庭ななみ、富司純子、谷村美月


アニメーション映画です。(DVD出たら必ず見てください!)

高校2年生の健二は、あこがれの先輩夏希に、アルバイトを頼まれる。
二人は長野にある彼女の田舎に、おばあちゃんの誕生日祝いにつきあうが・・・、
ひょんな事から起こった事件に巻き込まれていく。

主人公はちょっと気が弱くて、人づきあいも苦手。まさに現代人に多いですね。
そんな主人公のひと夏の体験です。
あっ!ひと夏の体験って言っても、別にいやらしくないですから・・・。

非常に面白かったです。まったく予想できない展開です。
独創的でこんなアニメ観たことがないです。
しかも、すごくいいです 本当に感動しました。

とくに若い人に、是非観てもらいたい1本です。飯を抜いてでも観て下さい。
(今、そんな人はいないか?)
何回もしつこいですが、本当に何があっても、時間を作ってでも、
この映画を観に行ってほしいです。(もうやっていませんが…)
観て、良かったと思うに違いありません。(それくらい自信あります)


私もこの映画で自分や家族について、いろいろ考えさせられました。
映画っていいですね(俺は水野晴夫か?)
俺も頑張って、素晴らしい映画撮るぞ。

2010年1月18日月曜日

『サブウェイ123 激突』(原題:The Taking of Pelham 123)アメリカ 2009年

『サブウェイ123 激突』(原題:The Taking of Pelham 123)アメリカ 2009年


監督:トニー・スコット
出演:ジョン・トラボルタ、デンぜル・ワシントン


1974年、ウォルターマッソ主演の『サブウェイパニック』を
『トップガン』『ビバリーヒルズコップ2』のトニー・スコット監督がリメイクしました。

トニー・スコットといえば、『デジャヴ』『スパイゲーム』
『ドミノ』『トゥルーロマンス』『ラスト・ボーイスカウト』など、
ダイナミックでスタイリッシュ映像を作れる監督です。しかもヒット作連発です。こんな監督憧れます。

ちなみに兄貴は『ブレードランナー』『エイリアン』乗りドリースコットです。兄弟でスゲーですね。

本作もトニーらしい、画へのこだわりを強く感じさせます。こんなスゲー画だよって・・。
もうオープニングロールでやられてしまいます。これ見るだけでお金を払う価値があると思います。
とにかくいろんな手法で手を替え品を変え見せまくります。映画の教科書みたいです。
主演の2人がいい。『サタデーナイトフィーバー』『ミッドナイトクロス』(これは傑作です)
のジョン・トラボルタ。これがトラボルタか?ってびっくり、すごい役者ですね。
デンゼル・ワシントンは、監督のトニーとは4度目。
『エネミー・オブ・アメリカ』『デジャヴ』『マイボディガード』『クリムゾン・タイド』どれも面白い作品ばかり。

話は地下鉄をジャックし、市長に身代金100ドルと1セントを要求、犯人のリーダーがトラボルタで、
偶然対応してしまう指令室勤務がデンゼルです。これで面白くないはずがない。
二人の激突です。その上、上映時間もたったの105分です。
ハリウッド映画が長いのが多い中この尺(上映時間)で、うまくまとめるなんて、監督は職人ですね。

サスペンス、アクション好きの方、激突が観たい方に特にお勧めです。
個人的な一言、この映画を見て、地下鉄の特撮を再度やりてぇーと思いました。

『色即ぜねれいしょん』

『色即ぜねれいしょん』


監督:田口トモロヲ
原作:みうらじゅん
出演:渡辺大知、臼田アサ美、峯田和伸、堀ちえみ、リリーフランキー


みうらじゅんの原作を田口トモロヲが『アイデン&ティティ』に続き、映画化。
『アイデン&ティティ』に感動した私は即行劇場へ足を運んだ。
お話は、仏教系男子校に通うごく普通の高校1年生の乾が、
夏休みに友人達とフリーセックス三昧といわれる隠岐島のユースホステルに・・・

キャストがいい。どの役も適役。個人的にはオリーブ役の臼田あさ美にノックアウト。
心に残ったシーンは、主人公の走るシーンと公衆電話のシーンです。

「今、くすぶっている人々へ。心を熱くする青春映画。誕生」

コピー通り、最近あまり作られない、素直で熱い愛すべき映画です。
おすすめです。特に、10代~20代に観てもらいたい。
この映画で、人生が変わるかもしれません。

『20世紀少年 ―最終章― ぼくらの旗』

『20世紀少年 ―最終章― ぼくらの旗』


映画って人生を豊かにしてくれます。

『20世紀少年 ―最終章― ぼくらの旗』
監督:堤幸彦
原作:浦沢直樹
出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、

1本目・2本目と観ており、とても楽しみにしていた作品。
3部作の完結編です。スターウォーズでいうと『ジェダイの復讐』ですね。ちょっと古いか?

上映時間は2時間35分ですが、まったく飽きさせず、しかも、冒頭に1・2部のダイジェストがつくので、
忘れてしまった部分を、思い出して楽しく観れました。
20世紀少年のタイトルの上に小さく本格科学冒険映画とかいてあります。
ウルトラマンにも、「ウルトラマン・空想科学シリーズ」とタイトルについており、その時代を連想します。
ともだちの地球防衛軍はどう見ても、ウルトラマンの科学特捜隊の衣裳ですよね?
劇中、岡本太郎の太陽の塔のコピーもでてくるし、私たちの世代には、大阪万博は、特別な意味があります。
私も当時両親に連れて行ってもらったのですが、会場内に入っただけで、
どこのパビリオンにも入らなかったようです。太陽の塔の記憶しかありません。

昭和=20世紀
駄菓子屋、大阪万博、秘密基地、防衛軍バッジ等々、私たちの世代に送っている映画なんですかね。

漫画原作をアニメでなく実写にして、観れるのはうれしいです。
私は漫画原作を全く読んでいませんが、読んでみたくなりました。

一つだけ、この映画を見たら、クレジットの後にも、映像がありますので、
必ず最後まで見てください。

お勧めの1本です。

『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』(2本立て)

『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』(2本立て)


『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』
監督:中澤祥次郎
出演:松坂桃李、相葉弘樹、高梨臨、

『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
監督:金田治
出演:井上正大、村井良大、森カンナ


TVのCMを見て、大ショッカ―のテロップ文字にノスタルジックに感じ観に行って来ました。
2本立てで両方の作品が観れます。2作品で1時間30分です。
上映時間が長い作品が多い今、ちょうど手頃な上映時間ですね。

最初は『侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦』です。
戦隊は子供の時以来ですが、OPでくぎづけ状態です。子供番組ですが、やることはきちんとやっています。
話はテレビを見てないので、細かくはわからないですが、映画だけでも面白かった。
戦隊が時代劇の世界観でアクションするのはなかなかいけますね。
やってみたいです。
あっという間に『侍戦隊~』が終了、すぐに『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』が始まります。


ディケイドも、映画もテレビでも観たことがないので、主人公が誰かよくわかりません。
がすぐに仮面ライダーVS仮面ライダーという展開。見せ方がうまい。
2本とも映像的で見せまくる作品に仕上がっています。
私が行ったのは、夜の回だったので、そんなに子供もいない状態でしたが、
親子(とくに男の子)で見れる映画ですね。

『侍戦隊シンケンジャー』は平面(2D版)と立体版(3D版)があるそうで、私が観た劇場では平面版でした。見世物的ですが、立体版も見てみたかったです。

『G.I.ジョー』(G.I.JOE The Rise Of Cobra)

『G.I.ジョー』(G.I.JOE The Rise Of Cobra)


監督:スティーブン・ソマーズ
出演:チャニング・テイタム、シエナ・ミラー、イ・ビョンホン


『トランスフォーマー』と同様におもちゃの映画化ですが、
男性用着せ替え人形GIジョーの映画って、ばかにしないで下さい。
さすが『ハムナプトラ』『ザ・グリード』のスティーブン・ソマーズ監督。
お話は、世界最強のエキスパートチームのGIジョーが、究極の化学兵器を手に入れたテロリスト集団コブラを止めるために立ち向かう・・・

息をもつかせぬ、アクションシーンの連続で一気に見せまくります。フランスでのアクションはすごいです。
個人的なお気に入りは、シエナ・ミラーが非常にかっこよく、美しく、凶暴です。
韓国人イケメン役者イ・ビョンホンもニンジャで登場。アクションをみせます。
何も考えず、スキッとしたい時にお勧めの映画です。
私は、帰りにおもちゃ屋で、フィギュアを購入したくなりました。